自然といえばアウトドア! アウトドアといえばキャンプ! キャンプといえば……やっぱり焚き火! キャンプには必要不可欠な存在である焚き火を、より楽しむための極意を、『マツコの知らない世界』『おぎやはぎのハピキャン』などの出演で知られている「焚き火マイスター」の猪野正哉さんに伺いました。FUJI GATEWAYで焚き火を最高に楽しむ方法、教えちゃいます。
MYSTER PROFILE
猪野正哉さん
焚き火マイスター
猪野正哉さん
焚き火マイスター
メンズノンノモデルを経てライターとして活躍。「焚き火の達人」として『マツコの知らない世界』(TBS)出演。著書多数。
“無言の会話”こそが焚き火の最大の魅力なんです。
僕は小さいころから、家族で河口湖エリアのキャンプ場に遊びに来ていました。富士山がこれだけ近いって、やっぱり魅力ですよね。ここをベースキャンプにして富士登山に出かける、そんな楽しみ方もアリだと思います。FUJI GATEWAYで提供している薪は、よく乾燥している。木目がまっすぐで割りやすいのもいいですね。針葉樹と広葉樹がありますが、初心者には燃えやすい針葉樹がおすすめ。着火直後は火の温度を上げるため、なるべくいじらないのがポイントです。逆に薪だけが赤くなった熾火の状態は温度が高いので、新しい薪をくべて空気を送る。これで再び炎が上がります。ゆっくり燃える広葉樹は、火を長持ちさせたい時に。ただしなかなか消えないので、就寝前や撤収前は避けましょう。焚き火の最中はお互いに目を見て話さなくていいのも魅力。だから、普段しないような話もできるんでしょうね。
さあ、マイスター流焚き火スタイルを実践してみよう!
猪野さんが焚き火にの魅力に取り憑かれたきっかけ、FUJI GATEWAYや提供している薪の特徴、そして焚き火をもっと楽しむためのヒントを聞いたあとは……もちろん焚き火・実践編です! とは言ったものの、焚き火初心者にとっては、薪を割ることも難易度が高いのでは? 今回は薪をバンドから外すところから、薪を組んで着火するところまで猪野さんにレクチャーしていただきました。
結束バンドを切らずとも、真ん中からなら簡単に引き抜ける
手斧は真下に振り下ろす。割り箸より少し太いくらいに割る
小刀で面を削り、「フェザースティック」をつくる
ほぐした麻紐をかませファイヤースターターで着火
太い薪を置き、空気が自然と入るように立てかけるよう薪を組む
FUJI GATEWAYに足を運んでいただいたならば、焚き火を楽しまないともったいない。地域で作られた薪を使って、パチパチと燃える焚き火を眺めながらボーッとする贅沢で非日常的なひと時を楽しんでください!
*7月に配布された冊子「PLAY GROUNDs mag.」のコンテンツを転載した記事です。掲載情報は冊子発行時のものとなります。
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Photo by Masamichi Hirose
Text by Maki Nakamura