PLAY GROUNDs mag. Report.04

FUJI GATEWAYで、ここにしかない満点の星空を。

標高の高いFUJI GATEWAYは星座を楽しむのに最適なスポットで、晴れた夜にはびっくりするほど美しい星座を観測することができます。そこで今回は、「星空案内人」の通称“マエゴロウ”こと前田悟郎さんとFUJI GATEWAYのキャンプディレクター・齋藤法義が星空対談!

feature

前田悟郎さん

星空案内人

前田悟郎さん

星空案内人

山梨県笛吹市在住。ホテルでの星空解説のほか、自主開催の「FUJI STAR TOURS」も。

齋藤法義さん

アミューズ

齋藤法義さん

アミューズ

以前は映画やドラマの企画製作を担当。趣味のキャンプが高じて、FUJI GATEWAYの運営に携わる。

FUJI GATEWAY キャンプフィールドの夜。

ふたりで「星空」について話してみました。

肉眼で天の川を観察!

FUJI GATEWAYからはどんな星空が見えるの? 星座を楽しむにはどんな道具が必要なの? ……といった、FUJI GATEWAYで星座を楽しむヒントや疑問を齋藤さんがマエゴロウさんに聞いてみた!

天体観測の条件は、街明かりが少なく、空気が澄んでいることです。

そういう意味ではFUJI GATEWAYは最適ですね。国立公園があるので周辺施設が少ない。それに標高約1100mで、空気もすごくきれいです。

天の川も肉眼で見ることができますしね。しかもこのあたりからなら6、7、8月は、富士山の上に立ち上るように天の川が現れるんです。

前田さんが撮影された星空の写真には、富士山を一緒に収めたものも多いですよね。すごく幻想的です。天体を大きく観察してみたい場合は、どうすればいいですか?

3000円くらいからある、組み立て式の簡易望遠鏡がおすすめ。土星の輪くらいは見えちゃいますよ。

でも、我々素人にとっては、まず土星の場所がわからなくて…。

昔ながらの星座早見表以外にも、最近は便利なスマホアプリがあるんです。日時、場所を入力すれば、各方角の星空を表示してくれますよ。

なるほど!これがあれば普段見えない星たちを、ゆっくり探して眺められる。最高の癒しになりますね。

一般的に星を見るには新月のほうが好条件といわれますが、月明かりがあると、富士山をきれいに写真に写せるというメリットもあります。

街明かりが少なく、空気が澄んでいるところが、天体観測にぴったり!

運が良ければ見られるかもしれない、星座。

FUJI GATEWAYのキャンプ場は、星座観測にうってつけ!

マエゴロウさんに、春夏秋冬それぞれの季節ごとに富士北麓エリアにある、FUJI GATEWAYで観測できるかもしれない星座を教えていただきました。

しし座/春

春、南の空に現れるのが、しし座。一等星のなかでもっとも暗い「レグルス」が前脚の先端に位置しています。 そこから上に、左右反転した「?」のように6個の星が 連続。この部分がライオンのたてがみを表しています。

さそり座/夏

FUJI GATEWAYからだと南側、富士山の左手に見えてきます。まずは、赤色の明るい星を探しましょう。これが「アンタレス」という一等星で、さそりの胴体中央付近に位置。星 座全体で大きなS字を描いているのが特徴です。

FUJI GATEWAYは天体観測にうってつけ!

ペガサス座/秋

「秋の四辺形」と呼ばれる4つの星のうち、3つを擁するペガサス座。「マルカブ」「シェアト」「アルゲニブ」、そしてアンドロメダ座の「アルフェラッツ」で描かれる大きな四角形を、北の空に見つけることができます。

ふたご座/冬

南南東に、「カストル」「ボルックス」という双子の兄弟 の頭に位置する星がふたつ並びます。また、12月には ふたご座流星群も。13、14日ごろがピークで、今年は 13日がちょうど新月。観測には絶好の条件です。

*7月に配布された冊子「PLAY GROUNDs mag.」のコンテンツを転載した記事です。掲載情報は冊子発行時のものとなります。

住所:〒401-0301山梨県南都留郡富士河口湖町船津字剣丸尾 6663-1

メール:contact@fuji-gateway.com

WEBSITE:https://fuji-gateway.com

Instagram:@fuji_gateway

Photo by Masamichi Hirose

Text by Maki Nakamura