富士山周辺のほんとの魅力、あの人に聞いてみた！

お子さん連れでキャンプに行くなら、子ども用ナイフや革手袋がおすすめ。家族で焚き火や料理を楽しめますよ。標高が高いFUJI GATEWAY。夜は夏でも気温が下がるので、ブランケットがあると重宝します。天然素材なら、少々火が飛んでも生地が溶けにくいので安心です。明かりは、LEDランタンがひとつあると便利。オンオフに時間がかからないので、夜空を眺めたいと思ったときにすぐ暗くできます。うちの店には、定番品からレアなガレージブランドまでラインナップ。ぜひ一度覗いてみてください!

ここはもともと建築士だった祖父が、木材の加工をするために使っていた場所。僕も小学生の頃から手伝っていたので、木は身近な存在でした。祖父は木材の乾燥機を自ら開発したのですが、これが現在、薪の製造で大活躍中。常温放置だと2年近くかかる乾燥工程を、2週間前後で終えられちゃうんです。一般的には20%以下といわれる薪の水分量を、13%以下に調整。中までしっかり燃えて灰になり、片づけもラク。県内産木材の良さを100%活用しつつ無駄を出さない、そんな薪づくりを心がけています。

都内からのアクセス抜群で、河口湖周辺ほど、豊かな自然はなかなかないですよ。何よりも、富士山を目前に臨めるロケーションがすばらしい!観光旅行だと、写真を一枚撮って終わりですが、キャンプなら一日中眺められるのが醍醐味ですよね。自然の見せてくれる表情といえば、たまたま流星群の日にキャンプをしたことがあって。流れ星の数に驚いて、その夜は眠れませんでした(笑)。FUJI GATEWAYのツアーを通して、地形や風景の裏にあるストーリーが見えると、キャンプの楽しみ方に深みが出ると思います。

スタジオレッスンのほかに、屋外でのヨガクラスも積極的に開催。FUJI GATEWAYでは、クルーズアクティビティ内のヨガパートを担当しています。河口湖エリアの魅力は、なんといっても緑豊かな自然環境。ヨガでは、呼吸筋を伸ばしたり縮めたりするポーズが多いので、アウトドアではそのおいしい空気を存分に取り込んでもらえればと思っています。森の木々や土のにおいをダイレクトに感じることも、屋外だからこそできる体験です。標高の高いFUJI GATEWAYでヨガに取り組めば、心肺機能を鍛える効果が狙えるんです。

3年前、焙煎体験をしたことをきっかけにコーヒーを学び始め、2021年6月にこの店をオープンしました。中深煎りで香りが豊かなパプアニューギニアとブラジルのオリジナルブレンド豆の販売からスタート。翌年テイクアウトも始めました。富士山の水は、コーヒーの成分を引き出し、味をまとめてくれる印象があります。僕の思うキャンプの醍醐味は、不便さを楽しむこと。炭火コーヒーのおいしさは格別なので、手網を持っていき、焚き火で焙煎に挑戦するのもおもしろい。10分、15分くらいあればできちゃいますよ。